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【禁聞】中国版アイス・バケツ・チャレンジ 良心の囚人の釈放訴える

2014年08月26日

【新唐人2014年8月26日】広東省広州市の人権活動家、3人が「国家政権転覆扇動罪」で逮捕・勾留されてから、8月23日で100日になりました。彼らの救出を訴える活動が現在、各地で行われています。

 

逮捕された人権活動家の妻、曽潔姍(そう けつさん)さんは、世界で広まっているALS患者を支援する募金イベント「アイス・バケツ・チャレンジ」を「良心の囚人を支援する活動」にアレンジしました。大陸では、多くのネットユーザーが「良心無罪」と書かれたバケツを持って、頭から氷水をかぶる写真を投稿し、支持を表明しました。

 

曽さんが24日、ネットに明かした内容によると、22日、広州市の派出所に呼び出されたあと、違法に3時間半も拘束され、夫を陥れるよう強要されましたが、曽さんは拒みました。

 

曽さんは25日、「ボイス・オブ・アメリカ」の取材に対し、当時、「騒動挑発罪」や「公務執行妨害罪」などの罪名で脅されたと答えました。また、夜や早朝、勤務中を含め、毎日、呼び出されたため、仕事を続けられなくなりました。その後も仕事が見つかっていません。また、当局の指示を受けた村民委員会からも監視されています。当局から脅された時、幼い子供や老いた両親、職場が巻き添えになると考えて、精神的に耐え切れなくなり気絶しましたが、治療措置は受けられなかったそうです。

 

中国のサイバー兵800万人

 

以前、アメリカの「ニューヨーク・タイムズ」が上海にある中共のサイバー部隊がハッカーの牙城だと暴露しています。そして先日、「日刊SPA!」は山東省青島市の大規模なサイバー部隊が日本のネットを全面的に監視していると報道しました。

 

台湾の「アップルデイリー」は8月25日、「日刊SPA!」の内容を引用し、「総参謀部に属する61419部隊は、情報収集部門を日本の電波を傍受しやすい山東省青島市に置いている」と報道しました。2011年、日本の多くの政府機関や三菱重工、川崎重工などが大規模なサイバー攻撃に遭った事件は、この部隊と関係している可能性があります。

 

日本の軍事専門家によると、中国のサイバー軍には民兵が800万人もいます。民兵は、学校や企業でコンピューターの専門職員として勤務しており、海外の動向を監視・制御しています。ただ、報道では、800万人の根拠や、サイバー軍が国内の監視にも携わっているのかについて、言及していません。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/08/26/a1133031.html(中国語)

(翻訳/河合 ナレーター/佐藤 映像編集/李)

 

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